裏PANNA-FUTSAL

普段サッカーを主戦場としているチームのフットサルの傾向

全国的にリーグ戦が終了しつつあり、全日本女子フットサル選手権の予選も各地で終了。残すはポストシーズンとしてFUTSAL地域女子チャンピオンズリーグ、全日本女子フットサル選手権等の全国大会が、そして地域によっては参入戦、入替戦等も開催されています。今年は全日本女子フットサル選手権関東大会、関西大会、東海大会におきまして、現地で実況付きのライブ配信をさせていただきました。特に全日本女子フットサル選手権の予選は普段フットサルをあまり行わないチームも、この大会だけはという事で参加してくるチームもありました。関東大会、東海大会には普段サッカーを中心に活動している中学生年代のチームが出場しており、フットサルプロパーのチームとの対戦を見る事ができました。

昨今サッカー日本代表の森保監督もメディアを前に「フットサルを参考にしている」という旨の発言をしており、実際にフットサル日本代表のトレーニングキャンプにも顔を出しており、私が取材したフットサル日本女子代表のトレーニングキャンプにも見学に訪れている場面を見かけました。メディアにも取り上げられた記事を貼っておきます。

【W杯】他競技フットサルからもヒント 森保監督、ベスト16の壁突破へ「学んだ」ことは?
https://www.football-zone.net/archives/420710

 

かなり前から「フットサルはサッカーに活きる」という事は言われているものの、それに異を唱える指導者もいたりして、それぞれの意見を聞きながら、納得できるところもありましたし、「そうかな」と思う所もありました。その為、当方としてもあまり声高に「フットサルはサッカーに活きる!」とはアピールして来なかった部分もありました。ただ実際にフットサルのピッチの中で起きて感じた事を、一度しっかりと言語化してみてみるのも良い事かなと思って、今年見た試合の中から傾向をピックアップしてみました。もちろん自分が感じた事と同様に「そうかな?」「それは違うでしょ」みたいな意見は当然あるかと思います。主観もあるかと思いますが、自分なりに客観的に見ての印象を書き連ねてみますので、もし良かったら読み進めていただけるとありがたいと思います。

まず攻撃面において

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