サッカーの羅針盤

【浦議の犬と浦和を語ろう】安居海渡の台頭で変わる”へグモ式”インサイドハーフの評価基準(3)縦に抜けていく動きを基本に

 

「浦議の犬と浦和を語ろう」

今回のテーマは安居海渡の台頭で、活気が出てきたインサイドハーフの競争と得点について。ルヴァン杯の鳥取戦で武田英寿が絵に描いたような展開からゴールを決めて、ようやく”へグモ式”インサイドハーフが流れの中から得点した形になりました。

またセットプレーながら伊藤敦樹にようやく”初日”が出たのも束の間、週末の名古屋グランパス戦でスタメンに抜擢された安居海渡がいきなり結果で応えるゴール。ここから”シャドー”とも呼ばれる”点を取れるインサイドハーフ”が1つの評価基準にもなっていきそうです。

協力:「浦議チャンネル」

 

(3)縦に抜けていく動きを基本に

 

 

要犬

安居選手はいいところたくさんありますけど、今後のレギュラー定着に向けて改善ポイントは?

河治

やっぱり武器をはっきり出していくことですかね。まず今、どうなってもしっかりバランスワークできるところはへグモさんにとって、これ岩尾選手にも共通することですけど。けっこう助かっちゃうというか。現状、チームとして足りないギャップを個人戦術で埋めてくれちゃうと。だから助かるので置いておくところもあるのかなと。特に周りがサミュエルとか中島翔哉みたいな、フリーダムな思考がある選手との配置関係も含めて。

要犬

はい。

河治

それはベースとして引き続き強みにしつつ、もっと明確にここでは飛び出すよとか。基本的には守備だったりも含めて、どっちかというと右の伊藤敦樹選手が前に出て、安居選手というか左側は少し落ちて、グスタフソンと並ぶような疑似4ー2ー3ー1になりやすいので。アツキ選手は今どっちかというと8ー10番みたいな感じ。

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