サッカーの羅針盤

【イワマサを読む】浦和戦・特別編(2)神戸戦”失敗体験”で済ませられない疑問符

©️KASHIMA ANTLERS

 

前節の国立決戦で首位のヴィッセル神戸に完敗。これで今シーズンも”無冠”が確定してしまった鹿島ですが、岩政大樹監督は現状をどう受け止めて、浦和戦に臨むのか。まだACLの可能性は残りますが、鹿島がタイトルを狙っていく布石となる残り4試合のリスタートでもあります。

 

(2)神戸戦”失敗体験”で済ませられない疑問符

 

・戦術と個人のバランス

「新しいことはしてないです。自分たちの保持の局面をもう少し整理するということはしましたけど、戦術をkじゃ得たわけではないですし、選手の個性が変わる。前線の4人は垣田が出る時と荒木が出る時では同じタスクを与える分にはいきませんし、藤井と仲間では違うでしょうし、松村と樋口でも違う」

「選手の関係性によって前の4枚は変わっていいというのはシーズンの頭からずっと同じことをやってるので、それは変わらないです。練習の中でいい姿勢、いいパフォーマンスで取り組んでいる選手たちを使う場合に、当然、周りの生かし方は変わってくるので。調整しないといけないですけど、戦術を変えたわけではないですね」

(残り 1590文字/全文: 2076文字)

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