サッカーの羅針盤

【イワマサを読む】浦和戦・特別編(1)神戸の勝ちパターンに持ち込まれた要因は岩政監督にもある

©️KASHIMA ANTLERS

 

前節の国立決戦で首位のヴィッセル神戸に完敗。これで今シーズンも”無冠”が確定してしまった鹿島ですが、岩政大樹監督は現状をどう受け止めて、浦和戦に臨むのか。まだACLの可能性は残りますが、鹿島がタイトルを狙っていく布石となる残り4試合のリスタートでもあります。

 

・神戸戦の振り返り

「ああ〜、そうですねえ。えっと、できてたところとできてないところをいつも通り確認しました。その中で、自分たちが・・・そうですね。トライしているものができてたこととできていなかったところがあって。できてなかったことはいろんな要因があって、自分たちがもっとトライを・・・漠然としてあれだな。仕切り直しをしようか。どこから話そうかな(笑)。まずはF・マリノスにホームで敗れたあと、チームはすごくショックを受けた状態でした」

「そこからアウェーが2試合続くと。国立ではありましたけど、ホームに帰るまでの2試合が組まれているということで、相手はやりずらい2試合でしたからね。自分たちのやり方をぶつけるのと、もう1つ、前半と後半のメンバーを入れ替えるというのを1つ狙いとしてやりました。それによって夏以降、スタートのメンバーでかなり勢いよく入れるんですけど、後半で少し強度が落ちたり、コンビネーションが合わない。選手が入れ替わることで相手に押し込まれてしまう」

「そういう問題点をいかに改善するかというところで、同じように出してしまうとパフォーマンスを見出してしまう選手がいたので。僕のトライとしてはチームに説明して、後半にパワーを持って来れるメンバーを残した上で、この数ヶ月間、トレーニングで良いパフォーマンスを見せてくれている選手にはチャンスを与えるということでトライしました」

「神戸戦はアウェーの中で、相手が後半パワーを持って選手を選んでくるところに、うちも同じように対等にやるということで勝ち点1を持って帰れましたけど、神戸戦はそこに持っていける前にうまく行かなかったということで。僕の采配、人選、マネージメント含めて、前半だけを切り取れば失敗だと言われてしかるるべき状態だったと思います」

「その中でも選手たちはトライしてやってくれましたし、後半の戦いは台頭か、僕が狙った勢いは出してくれたので、後半から入った選手たちは評価したいですし、得点のシーンに関しては3週間準備したものがそのまま出たシーンでしたし、自分たちがしたから潜ってクロスだけじゃない得点を模索したいというところで、1つ結果だでたのは良かったということで共有しました。よくなかったことは色々と中でありましたけど、そこは中で解決しないといけないということですね」

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