【マリノス航海誌】舩木記者が見る浦和戦のマリノス(後編)形にこだわりすぎていた感覚
約3週間ぶりとなったJ1のリーグ戦。再開の相手が浦和レッズでしたが、守備面で相手にゴールを割らせなかった一方で、マリノスのストロングである攻撃で相手の強固な中央守備を破れず、スコアレスドローに終わりました。
現地で取材した舩木渉記者はこの試合のマリノスをどう観たのでしょうか。
取材・文 舩木渉
後編:形にこだわりすぎていた感覚
マリノスのケヴィン・マスカット監督は前半の飲水タイムにエウベルとヤン・マテウスのポジションを入れ替える決断を下したが、大きな効果は生まれず、後半から2人とも定位置に戻った。
そして明確な打開策を見出せないまま、後半は浦和の勢いに飲み込まれて前進すらままならなくなってしまった。最後までショルツやホイブラーテンをペナルティエリア外まで引き出して、不利な状態での守りを強いるような場面を作れなかった。
飯倉と同じく「形にこだわりすぎている」という感覚を持っていた永戸は語る。
「ああやって中を固められて、焦れるような展開に持ち込まれると仕方ないというか。相手のやり方なので、それを崩すにはこちらがもっとアクションをしなければいけないと思います。試合が終わってから結構みんなで話しましたけど、そういうところは課題の1つとして出たと思います」
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