【マリノス航海誌】舩木記者が見る浦和戦のマリノス(前編)結局は中央を突破できなかった
約3週間ぶりとなったJ1のリーグ戦。再開の相手が浦和レッズでしたが、守備面で相手にゴールを割らせなかった一方で、マリノスのストロングである攻撃で相手の強固な中央守備を破れず、スコアレスドローに終わりました。
現地で取材した舩木渉記者はこの試合のマリノスをどう観たのでしょうか。
取材・文 舩木渉
前編:結局は中央を突破できなかった
約3週間ぶりとなるJ1リーグの再開初戦が6日に行われた。浦和レッズ対横浜F・マリノスは両軍譲らず0-0のドロー決着。リーグ連覇を目指す王者マリノスにとっては課題の残る一戦となった。
「親善試合で失点が多かったところを踏まえて、だいぶ押し込まれましたけど、今日は無失点で終われた。それは1つの評価、自信として次に繋げられたらなと思います」
そう語ったのは永戸勝也だ。中断期間中にセルティックとマンチェスター・シティを迎えて2試合を戦い、マリノスは合計9失点を喫していた。浦和戦でも特に後半は相手に押し込まれる時間帯が長くなった。それでもアウェイでのリーグ再開初戦を無失点で終えられたことは今後への前向きな収穫になるだろう。
一方で課題が残ったのは攻撃面だ。浦和が12本のシュートを放ったのに対し、マリノスはわずか5本。攻撃力が自慢のチームとしては不甲斐ない数字で、渡辺皓太も「1列目(のプレッシャー)を剥がした後のクオリティが精度を欠いていた」と、効果的な攻撃を繰り出せなかったことへの悔いを口にした。
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