【ジュビ論】勝負の分かれ目となった攻防。仙台戦で大勝できた理由を探る。
ジュビロ磐田はJ参入30周年記念となるエコパでのベガルタ仙台戦に4−1で勝利しました。首位の町田も岡山に勝利したため、1試合多い状態での勝ち点6差を詰めることはできませんでしたが、3位だった東京ヴェルディが清水エスパルスに敗れて順位が入れ替わったこともあり、3位との勝ち点差が5に開いています。
この試合、結果は4ー1でしたが、決して簡単な試合の流れではありませんでした。特に前半20分に大きなピンチを迎えます。ドゥドゥの左からのシュートがブロックされた後に、セカンドを拾った松崎快に右サイドから起点を作られて、右サイドバックの真瀬拓海にインサイドから持ち上がられると、スルーパスに2トップの一角である加藤千尋が抜け出します。
真瀬にインサイドを破られたことで、左センターバックのリカルド・グラッサが前に出て、プレッシャーをかけにいかざるを得ない状況を逆手に取られた形でした。ここでは左サイドバックの松原后も攻撃の流れで高い位置におり、鈴木海音が反対サイドの中山仁斗のマークを捨てて加藤に寄せますが間に合わず、最後の砦であるGKの三浦龍輝に託されました。
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