サッカーの羅針盤

【浦和を語ろう・特別編】マリノスの視点で観るレッズの現在地(1)プレスの共通意識がはっきり見られない

 

横浜F・マリノスに2−0で敗れてしまった浦和レッズですが、昨シーズンの王者にぶつかることで、FC東京と開幕戦とは違った課題が見えたように思います。

マリノスを継続的に取材する舩木渉記者と浦和レッズの現在地を語りました。

 

(1)プレスの共通意識がはっきり見られない

河治

マリノス側から観た時に、現在の浦和レッズどうなんだろうという論点で語りたいんですけど。課題が多いのは間違いないし、ただ、それは伸びしろでもあるということで。現在地を厳しく観ることはもちろんですけど、こうなったら良くなっていきそう、マリノスからしたら難敵になっていきそうという前向きな議論にできると良いですね。

舩木

はい。

河治

スコルジャ監督になって、リカルド前監督のサッカーを完全放棄したというよりは、引き継ぐところもありながら、速めにゴールを目指す意識付けとかやってきてるんですけど。マリノスとやってみてどうかというと、劣勢が前提になってしまうので。対戦相手として観た時に、これがやりたいんだなって見えにくかったりは?

舩木

やりたいことは確かに分かりましたけど、出ている選手の特長とどれだけマッチしてるんだろうなというのが、シンプルな印象で、特に前半はそうでしたね。

河治

はい。

舩木

前からプレスに行きたいのであれば、全体が連動しないといけないんだけれども。

河治

ですね。

(残り 555文字/全文: 1129文字)

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