サッカーの羅針盤

【イワマサに聞く】岩政アントラーズの方向性とこだわり(前編)ゲーム支配率を上げる意味

©️KASHIMA ANTLERS

 

就任4試合目を迎える岩政大輝監督。川崎戦では福岡戦、湘南戦からさらに進めて、本格的なスタートを切ったように見えます。坪井健太郎コーチと鈴木隆二コーチも合流し、次はACLファイナルに勝ち進んだ浦和レッズとの対戦ですが、今後につながるどう言った姿を見せてくれるのでしょうか。

2つのことを聞きました。

ーー岩政監督のお話を聞いても、川崎戦を観ていても、たぶん完成度が上がってくるほど、相手の対策という言葉が要らなくなってくるのかなと思います。現状、選手のスタンダードとスペシャリティがあって、後者はいくらレベルの高いチームでもあって良いと思いますけど、スタンダードのところで、広瀬選手と安西選手の違いにも言及されていた通り、まだ目指すサッカーに対してデコボコしている。良くも悪くも個性がだなと。そこを上げていった上でのスペシャリティというのをどう描いていますか?

これは川崎戦の前から始めた、たった4日間で準備した川崎戦でしたけど、その時に選手たちに提示をする前に、自分で考えたのは今の時点の選手たちで上手くやりくりするというのをやるようなチーム作りは止めようということだったんですね。

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