サッカーの羅針盤

【FC東京】中村拓海がパリ五輪に出るために越えるべき心のハードル

©️F.C. TOKYO

 

今シーズンのJ1も残すところ5節となりました。FC東京は9位。カップ戦にも敗退し、リーグ戦の勝ち点差を考えてもACLの出場権が難しくなるなど、モチベーションの維持が難しい状況にあるのが実情でしょう。

そんな状況にありながら「観にきてくださる方がいるので、勝利を届けたい」と語るのは中村拓海です。

サイドバックの中村帆高が長期の離脱から復帰したこともあり、途中加入の長友佑都とともに再び競争が厳しくなることについて、中村拓海は「(中村帆高が)復帰できたのはポジティブ。今自分が試合に出てますけど、簡単に負けちゃいけないというのはある」と切磋琢磨しながらポジションを譲らない意識を持っているようです。

チームで試合に出続けることは成長のためのベースであることは間違いありませんが、中村拓海が大きな目標に掲げてきたのが2024年のパリ五輪です。2019年10月に影山雅永監督のもとU−18日本代表の合宿が千葉県で行われましたが、その時に中村拓海はこう語っていました。

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