【維新の風】田中渉が抱く”スーパーボランチ”への野心:自分が試合を決められる選手になりたい
レノファ山口は残り6試合となったところで残留争いの渦中にあります。名塚善寛監督は選手たちに常に上を見た前向きなプレーを求めていますが、レノファ山口の現状は厳しいことに変わりはありません。
そうした中で、ベガルタ仙台から育成型期限付きで夏からレノファの一員としてプレーしている田中渉は10 試合連続スタメン出場中で、恩師である渡邉晋前監督から名塚監督に代わってからも、試合を通じて経験を重ねています。
「ゼロに抑えることはできたので、攻撃のところはもっと遠くから足を振ったり、ゴール前への仕掛け、連携できればゴールに近づく」
スコアレスドローに終わった千葉戦を振り返りながら、そう語る田中渉ですが、ルヴァン杯の決勝でボランチでありながら試合を決定付けるゴールを記録した稲垣祥のように、圧倒的な存在になっていくにはまだまだ色んな部分を高めていく必要があります。
「攻撃の時にボールを奪われた後の5秒の切り替えを上げていかないといけない。ボールが取れれば自分たちのチャンスになるので、そこの強度だったりをもっと上げて、点数を取って勝てれば。攻撃のスイッチになる縦パス、縦パス、スルーパス、どんどん出して行くつもりなので、そこは観て欲しい」
ミッドウィークに迎える維新での琉球戦に向けて、そう意気込みを語る残りシーズンへの意識と”スーパーボランチ”を目指して、自分の成長をどう描いているのかを聞きました。
田中渉
(残り 1803文字/全文: 2398文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ