WE Love 女子サッカーマガジン

イングランド待機の4選手と合流 なでしこジャパンはサウジアラビア・ジッダに到着 女子サッカー界の総力戦 2月と3月の #女子サカマガ(無料記事) 

二転三転し不確定情報が飛び交った女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024最終予選。第1戦(アウェイ)開催地が正式決定しないまま、2024年2月20日に、なでしこジャパン(日本女子代表)は成田から飛び立ちました。ドーハ経由、ドバイ経由いずれのグループも、21日にサウジアラビア・ジッダへ到着しました。 

西芳照シェフも出発

西芳照シェフも旅立ちました。1ヶ月前は予想できなかった中東での決戦です。選手の環境は急変します。しかし、力の源となる食事は万全の体制で供給されそうです。 

なでしこジャパン(日本女子代表)帯同の西芳照シェフ「今回は単価の高い食材よりも品数を多く出しました。最善の努力をして食事を提供……それが、僕にできる唯一の応援です。」

ロンドン発の4選手も無事に合流

日本サッカー協会は、日々、情報収集に努めました。サウジアラビアでの開催の可能性を把握し、長野風花選手(リバプールFC/イングランド)、清水梨紗選手(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)、林穂之香選手(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)、植木理子選手(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)の帰国予定を変更。ロンドン待機としたことはファインプレーです。4人の選手は移動距離を短縮し、すでにチームに合流済です。 

日体大SMG横浜との合同練習(2月16日)

総力戦で決戦に臨む、ウィーナのお出かけも決定

メンバー全員が揃わない千葉市内のトレーニングキャンプでは、日体大SMG横浜(なでしこリーグ1部)、筑波大学蹴球部(男子)の選手、指導者、関係者に尽力いただきました。仮想・朝鮮民主主義人民共和国(DPR KOREA)を見立て、非公開で戦術確認を行なっています。 

WEリーグは、なでしこジャパン(日本女子代表)に選出されたWEリーグでプレーする選手に関する発信を盛んに行なっています。メディアからも多くの発信がありますが、開催地変更で障壁が生まれていなければ、近日中に生中継も発表されるでしょう。 

今回のアクシデントに対処するため、日本の女子サッカー界の総力が注がれつつあります。 

決戦の第1戦は24日(土)。そして、28日(水)には東京・国立競技場で第2戦が行われます。国立競技場には WEリーグ公式マスコット・ウィーナがお出かけすることも決定しています。 

今月の #女子サカマガ を振り返る   

女子サッカー秋春制 WEリーグ日程発表が遅い謎と見習うべき欧州のマッチメイク 

「WEリーグの日程発表が遅い!」たくさんの声がSNSに溢れました。なぜ遅いのだろうと思い取材してみました。特に難しいといわれるスタジアムの確保について、過去に記事を読んだことがなかったので、自分で調べて書くことにしました。おそらく、申し込み先着順でスタジアムを確保できると考えている人が多いはず。でも、それほど単純ではなかったです。それでも、できるだけ早く日程は決定したほしいですね。 

WEリーグ チェア 髙田春奈さん「どの試合もとても面白いと思います」 女子サッカーの気になることを #女子サカマガ が全部聞いてみた(前篇)

WEリーグの髙田春奈チェアを訪ね、たっぷりと取材しました。今回は撮影を宇都宮徹壱さんにお願いしたので、いつもの掲載写真と雰囲気が違います。訪問場所は文京区にあるJFAハウスです。壁面いっぱいになでしこジャパン(日本女子代表)の写真。女子サッカーの未来の話をするのにぴったりのお部屋でした。 

20年前のアウェイの洗礼 「伝説の北朝鮮戦」が日本の女子サッカー界にもたらしたもの パリ行きを賭けなでしこジャパン(日本女子代表)メンバー発表

今週末から女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024最終予選です。記者会見で、よく話題になる「伝説の北朝鮮戦」について振り返ってみました。記事の掲載後に、日本サッカー協会が澤穂希さん、宮本ともみさん、荒川恵理子選手の取材機会を創りました。いずれも「伝説の北朝鮮戦」に出場したレジェンドです。WE Love 女子サッカーマガジンは、一歩先に踏み出して記事を掲載できてよかったです。 

WEリーグから始まる女の子の夢 思わぬ副産物が生まれる予感 ALL WE ACTION DAY 渋谷と相模原 

午前中は相模原で、午後は渋谷でALL WE ACTION DAYを取材しました。全く意外だったのですが、イベント仕立てのWE ACTION DAYよりも、ノジマステラ神奈川相模原が行ったワークショップ形式のWE ACTION DAYに感銘を受けました。正直言って、イベント仕立てのWE ACTION DAYは、昨シーズンに日テレ・東京ヴェルディベレーザが開催したもの以外は、あまりメディア露出をしていません。各チームが、実施方法の見直しをする時期だったのかもしれません。 

次月の #女子サカマガ をご紹介    

このような記事を予定しています。あなたの考えを裏付ける、生の最新情報をWE Love 女子サッカーマガジンで入手できます。来月もよろしくお願いします。  

・滝川結女選手(新潟L)インタビュー
・山口千尋選手(千葉L)インタビュー
・国際女性デーのWEリーグ
・FIFA女子ワールドカップ後のニュージーランド
・なでしこリーグ開幕 

WEリーグの試合について、スタジアムで取材した監督・選手の声からレポートしていきます。そして、その前に……2月28日(水)に2023−24 WEリーグ オールスターを選ぼう by #女子サカマガ の結果発表を予定しています。22日(木)にはアルビレックス新潟レディースの真冬のトレーニング取材の記事も掲載。お楽しみに。 

(2024年2月21日 石井和裕) 

 

 

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