サッカーの羅針盤

【浦和を語ろう・外伝】[元悦コラム]浦和・鹿島で学んだ基準と姿勢。犬飼智也が柏で示すもの(前編)しぶとく泥臭く戦う

 

2024年J1第8節唯一の金曜日開催となった12日の柏レイソル対浦和レッズ戦。この試合に特別な闘志を燃やしていたのが、柏守備陣のリーダー・犬飼智也である。

ご存じの通り、彼は2022〜2023年夏の1年半、浦和に在籍。しかしながら、アレクサンダー・ショルツと岩波拓也(神戸)の壁に阻まれ、開幕当初はベンチ生活を強いられた。

その後、5試合目のジュビロ磐田戦で初スタメンのチャンスをつかみ、その試合でゴールという大仕事を果たすと、続くコンサドーレ札幌戦でも先発。一気に定位置をつかむ勢いだったが、この一戦でまさかの負傷。左膝蓋骨骨折と膝蓋腱部分断裂という重傷に見舞われ、シーズンを棒に振る形になったのだ。

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