【マリノスの羅針盤】舩木渉記者に聞く”ハリー・マリノス”の実像(8)西村が元々いないと考えれば悪い陣容ではないが
ハリー・キューウェル新監督のもとでリスタートを切った横浜F・マリノス。14日にはタイでACLバンコク・ユナイテッド戦を控えますが、ここまでに見えてきたチームの全体像と選手たちの立ち位置の変化などについて、宮崎キャンプを取材した「蹴鞠のトリコ」でおなじみの舩木渉記者に聴きました。
(8)西村が元々いないと考えれば悪い陣容ではないが
河治
西村拓真がいなくなったというのが・・・でもフロントも事前に分かっていたですかね。やっぱ契約上、多分こういう話が来ればっていうところはあったんだろうし。ただ、単純に一枚欠けるじゃないですか。
舩木
はい。
河治
パワーのある二列目のアシスト、得点に関われる選手が。そこがもう大丈夫だろうなのか。ただ、ライバルの神戸とか浦和の戦力を見るとムキムキなので。なんかこう、マリノスのスタメンとベンチを西村が元々いなかった前提で見ると、そんなに不安には感じないですけど、優勝争いのライバルになってきそうな相手の陣容を見ると、どうしてもというところが。この辺は現場レベルで、どう感じてるんでしょうね。とりあえずは大丈夫ということなのか。
舩木
とりあえずはこれで行くしかないんだろうなという感じではいます。ただ、西村選手がこのタイミングでいなくなるということはあんまり想定してなかったと思うんですよね。元々、彼はマリノスに来る段階でもう1回海外に挑戦したいという思いがあったのは事実で。チャンスがあるんだったら出るという前提でマリノスに来てくれてるはずなので。
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