サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】舩木渉コラム:”神出鬼没”ギジェルメ・パレジは鹿島の躍動力になるか(1)興味深かった鹿島の初ゴール

写真&テキスト・舩木渉

 

宮崎でキャンプを行っている鹿島アントラーズが、テゲバジャーロ宮崎と対戦した練習試合を取材した。127日の午後に行われた、鹿島にとって今季初の対外試合は、1本目(45分)が0-02本目(45分)は1-1、そして3本目(30分)は1-0となり、合計スコア2-1で鹿島の勝利となった。

ランコ·ポポヴィッチ監督が鹿島に落とし込んでいるサッカーは縦方向に速く、運動量や高い強度が求められるアグレッシブなスタイル。得点こそなかったものの、鹿島は1本目から数多くのチャンスを作った。

今季の鹿島で最初のゴールを挙げたのは、新加入のブラジル人MFギリェルメ·パレジだった。

「自分にとって初めて鹿島のユニフォームを着て戦う試合だったので、いい試合になればなと思っていました。その思いがゴールという形になって、非常に嬉しく思います。神様がゴールで僕を祝福してくれたと思うので、とても幸せな気分です」

試合を終えたパレジは満足げな表情で初ゴールの喜びを語ってくれた。新戦力として大きな期待を集める背番号77は2本目の途中から投入されて左サイドハーフに配置され、興味深いプレーを披露していた。

彼のプレーを象徴していると言えそうなのが、2本目のラストプレーで生まれたゴールシーンだ。

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