サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】岩政大樹監督の言葉が物語る鹿島の現状と指針(1)”勝負弱さ”の根っこにある日常

©️KASHIMA ANTLERS

 

今シーズン限りでの退任が発表された岩政大樹監督はどういったことを考えて指揮をとっていたのか。筆者が直接聞いた岩政監督の言葉を一部抜粋してお届けします。

 

ーーここまでチーム作りの実感?

チーム作りがどれぐらいできているかというと、監督のやりたいサッカーをやってくださいと言われるんですけど、それをやるためには2年も3年もかかりますよと。特に今年は入れ替えのできない状況でスタートしたので。その中で、一番勝ち点を稼げるやり方で今年は作ってきた面が強い。

自分のエッセンスとか、パターンでは作らないとかは当然入りますけど、描いている形にどれぐらい近づいてるかというと、何%とかでいうとそんなに高くはないです。自分がやりたいことに対して今やるかというと、それは少し1年目としては違う感覚でいたし、そうしないとこのクラブでは多分、僕も生き残れないから。笑

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