サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】優勝は”崖っぷち”だが・・・鹿島の現在地を読み解く(1)明確な課題を福岡に突きつけられた

©️KASHIMA ANTLERS

河治

J1も残り5節で、週末に首位の神戸と国立のゲームがあるけど。かなり厳しい状況ではあるよね。仮に勝ったとして8差で、そこから神戸が3つ負けて鹿島が4連勝しないと逆転できないし、マリノスや浦和に関しては他力本願だから。

元川

そうだね。

河治

もちろん当事者である岩政監督や選手たちは優勝の可能性が完全に無くなるまで、戦い抜くしかないけど。

元川

アビスパと引き分けて、優勝はかなり厳しくなったね。だけど、勝てる気がしなかったよ、このまの試合は。

河治

だから岩政監督が対戦相手を見ながら、臨機応変に柔軟に、相手のギャップを見つけていって、自分たちとボールと相手の関係で、位置的な優位を取って行くと。図形的な5レーンどうこうじゃなくて、ボールを軸に人と人の関係を作りながら、相手が空けるスペースを作ったり、見つけて突いていくという戦い方なんだけど・・・

元川

はい。

河治

ただ、そもそも福岡ががっちり構えて、自分たちから空けてくれないから。やっぱり、どこかで個が破らなきゃいけない。

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