サッカーの羅針盤

【ジュビ論】山田大記に聞く:長崎の3バックは立ち位置を見ておそらくそうだろうなって

ジュビロ磐田はV・ファーレン長崎に1−0で勝利しました。終盤はパワープレーに対して難しい状況もありましたが、勝ち点3にふさわしいゲームだったと思います。

1つポイントになったのが、相手の3バックへの柔軟な対応です。敵将のカリーレ監督は磐田対策と試合後に明言しましたが、横内監督は「相手のストロングだったりウィークだったり分析してきましたけど、多少分析とは違う形ですね。形だったんですけど、選手は本当にうまく対応してくれたなと思っています」と振り返りました。

システムは変わっても長崎の特長そのものは変わらないので、両チームの噛み合わせを想定しながら、立ち位置とボールの動かし、その中で発生してくるデュエルのところをどう共有するかが対応のポイントになってきます。

普段4ー4ー2の長崎が3ー4ー2ー1で来たことで、ジュビロは4ー4ー2で少し構えたところから、ボールサイドにサイドバックの一人が高めで対応に行ったら、逆側のサイドバックは2センターと並ぶ形で3バックに。その手前をボランチの一人が埋めながら、逆に振られた時にスライドするという形で、フアンマを頂点とした1トップ2シャドーに、ウイングバックが参加してくる形に対応していました。

(残り 598文字/全文: 1174文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ