【マリノス航海誌】首位決戦を前に、鹿島との大一番を振り返る。
横浜F・マリノスは鹿島 アントラーズに勝利し、勝ち点を54に伸ばしました。前日に首位の神戸がセレッソに勝利していたこともあり、かなりプレッシャーのかかる試合だったはずですが、目の前の鹿島を倒すということにしっかりとフォーカスして臨んだ結果でしょう。
この試合は鹿島にとっても逆転優勝の望みをつなぐ大事な試合でした。岩政大樹監督は常々、今取り組んでいるチーム作りの意図について、もし優勝が決まれば明かすと話しています。リーグ優勝を本気で獲得しに行っていることが明白だっただけに、明暗を分ける結果になりました。
終わってみればマリノスが逆転勝利したゲームですが、鹿島も強度の高いサッカーでマリノスを苦しめました。そうした中で鈴木優磨が先制ゴールを奪って、ゲームの主導権を握りかけたところでのアンデルソン・ロペスの同点ゴール。鹿島が流れを完全に自分たちの方に引き込めなかったことが敗因ではありますが、岩政監督が地道に強化してきたチームが現時点でのものをぶつけて、その結果としての惜敗ということで、指揮官としても悔しさと相手を認めざるを得ないところと両面あるのではないかと思います。
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