サッカーの羅針盤

公開記事【磐田の歓喜】横内監督がジュビロで描く理想と現実(1)そういうサイクルに日本がなってきている

 

前節アウェーで岡山に逆転負け。現在3位ながら、自動昇格に向けて厳しい戦いが続くジュビロ磐田。リアルを受け止めながら、昇格に向けて残り6試合をどう戦って行くのか。

ジュビロで思い描くビジョンの理想と現実を横内昭展監督に聞きました。

ーー明日オフ?

多分、映像を観るんでしょうね。ちょっと気分転換した方が・・・でも、サッカーのことを考えちゃうでしょうね。嫌いじゃないので。

ーー何か食べに?

食べに行きたいですけど、何か。そんなに・・・簡単に済ませてます(笑)。ここ(大久保のアスリート施設で)お昼食べられるので。美味しいっすよ。めちゃめちゃ助かります。練習が終わって食事ができるというのはいいっていうことで、選手からもリクエストがあり。今練習後はほぼ満員です。ありがたいです。

ーー回復にも?

トレーニングとセットでできるので。ありがたいです。

ーー好きなメニュー?

全部美味しいので。肉、魚、パスタも出ますし、最近は・・・フェジョンとか作ってくれます。結構リクエストすると出してくれたりするので。

ーー太らない?

美味しいですけど、量とかはコントロールしてます。昼しっかり食べて、夜少なくてもという。選手と同じぐらい食ってたらやばいです(笑)。

ーー映像を振り返るのって、ああいう試合(岡山戦)のことなのか。それとも海外だったり代表の試合?

ちょっと海外の映像を観る機会、回数は減りましたね。ちょっとじゃないな、だいぶ。昔は海外しか観てないぐらい。Jリーグは視察に行ってと。それが今は大逆転してます。本当に時間がある時に、ちょっと海外の映像で、三笘どうしてるかなぐらい(笑)。まあまあまあ、そんな感じなので。J2リーグを観る機会がかなり多いです。

ーー代表も森保監督の2サイクル目に入って、本当カタール目指しながらやって行ったところから、もうドイツを飲んでかかってしまってるという・・・成長ぶりというか。やばいですよね。

僕もね。1年前ぐらいはドイツとスペインにどうしたら勝てるんだろうとずっと考えてたところで、考えれば考えるほど、彼らの強さって分かってくるじゃないですか。それが、五角以上・・・簡単じゃないですからね。堂々とした戦いぶりでしたよね。

ーーだって森保さんが、5バックにすればドイツを止められるのはある程度織り込み済で・・・

いやあ、言ってみたいな。そういうコメント(笑)。

ーー最悪、前半で4バックから5バックに変更も考えてたと。でも、これ行けるから前半はそのまま行っちゃうけど、後半5も見たいから変えたと。別に4で引っ張ろうと思えば引っ張れたみたいな。

今本当11人だけじゃなくて、サブのメンバーじゃないですけど、そのほかのメンバー20何人、誰が出てもそれができるぐらいの競争が。まあ、そういう発言にもなるでしょうね。

ーーだから海音くんに五輪代表のこと聞いても、集まってるメンバーが斉藤光毅とかだから。なんで俺A代表に選ばれないんだぐらい。今は五輪予選だけど、圧倒的な実力を見せてたらA代表に呼んでくれてるはずだから。むしろUー22に呼ばれてるのを悔しがってるぐらいのメンバーが集まってきてるから。そこでまた刺激がというのを言っていて。

やあ本当に、そういうサイクルに日本がなってきているなと。本当にこれは代表を預かってるだけじゃなくて、育成のところからしっかり芽が出て、本当に育ってきていただいたというかね。森保監督なんかいつもそういう感じで話をしてましたけど。日本サッカー界の成果というか成長というか。ただ、その成長スピードがカタール終わって一段と上がりましたね。もちろんまた予選があって、また違う戦いや違うプレッシャーがありますけど、行けるじゃないかぐらいの流れはありますよね。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ