サッカーの羅針盤

【マリノス航海誌】吉尾海夏に聞く仁川戦の前向きな悔しさ:僕みたいな選手がチームの勝利に貢献できると示すことが、ここから残りのシーズン大事になる

横浜F・マリノスはACLの開幕戦で、仁川ユナイテッドを相手にホームで2−4の悔しい敗戦を喫しました。金曜マッチだった鳥栖戦から大幅にスタメンを入れ替えて、しかもエウベルやアンデルソン・ロペスをベンチに温存したまま2−4の負けということで、サポーターからも批判的な声やメンバー起用に疑問の声があるのも事実です。

ただ、鳥栖戦では終盤から左サイドバックを担った吉尾海夏が、4ー3ー3のシステムで挑んだ中盤で躍動的なプレーを見せて、CKのキッカーとしても2アシストの仕事をしたことはポジティブな要素と言えます。

やはりマリノスは浦和レッズと並びルヴァン杯で勝ち上がり、ACLも戦う超過密日程で、リーグ戦に専念できるヴィッセル神戸や鹿島アントラーズより厳しい条件になってくることは間違いないですが、吉尾のようなこれまであまりリーグ戦に絡めていなかった選手にはビッグチャンスであり、その資質を示す試合になったと言えます。

ーーコーナーのイメージ?

前日のセットプレー練習からいい感じで蹴れたので。今日あるんじゃないかなって思ってました。

ーー素晴らしいキックで2アシストでしたけど、チームの結果は付いてこなかったということで、どう受け止めていますか?

あそこまで徹底して引いてくる相手というのはJリーグでなかなかいない相手でしたし、そういう相手に対してセットプレーで2個取れたのはすごいポジティブだったですけど。失点シーンが簡単にやられすぎたので。もっともっと全員で改善できたんじゃないかなと思います。

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