サッカーの羅針盤

【ジュビ論】大宮戦は勝ち点3しか許されない。終盤までにリードを奪えるかが鍵

 

ジュビロ磐田はヤマハに大宮アルディージャを迎えます。ジュビロが2位、大宮が最下位であること、また首位の町田より1試合多い状況で勝ち点9差、そして3位の清水エスパルスが勝ち点1、4位の東京ヴェルディが勝ち点2差で詰めてきている現実、残り9試合という状況を考えても、勝ち点3しか許されない試合でしょう。

横内監督は前節のアウェー秋田戦から出場停止の上原力也のところに山本康裕が入っただけで、あとは固定のスタメンで来ました。

やはり日程が過密ではなくなっている中で、怪我やコンディションは加味しつつも、今スターターとして最も信頼できる11人を送り出すという意図が見えます。同時に、ベンチには古川陽介や後藤啓介、そして秋田戦の終盤にチームを救う同点弾を決めた藤川虎太朗と言った途中から流れを変えられるアタッカー陣に、勝負どころで頼りになるボランチの遠藤保仁、と言ったメンバー選びもロジカルに理解できるところです。

また鈴木海音がパリ五輪予選を兼ねる、U−23アジアカップ予選でバーレーンに行っている事情もありますが、森岡陸が公式戦に帰ってきたのは嬉しいところです。

一方の大宮は3ー1ー4ー2が予想されますが、アウェーで1ー1と引き分けた山形戦から全く同じスタメンとなっており、原崎監督もある程度、パフォーマンスに手応えがあるのかもしれません。

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