サッカーの羅針盤

【湘南戦線外伝】ただの”古巣対戦”ではない岩尾憲のルーツ:湘南はまだまだ成長していきたいなという思いにさせてくれる場所

湘南ベルマーレとのアウェーゲームに1−0で勝利した浦和レッズ。ホセ・カンテのゴールをアシストするなど、勝利に大きく貢献した岩尾憲ですが、大卒から4年間、プロとしての色々なものを学んだ場所でもあります。

そこから水戸ホーリーホックに期限付き移籍、そして徳島ヴォルティスの6年間でチームリーダーとして選手像を築いて行きましたが、湘南で当時の反町康治監督や曺貴裁監督から学んだことはもちろん、オフザピッチも含めた人との関わりが、岩尾憲のルーツになっているとも言えます。

そうした思いというのが、浦和レッズの選手として臨んだ試合にも見て取れました。

 

ーー湘南はやっぱり大橋選手のポストが鍵で。そこを岩波選手が頑張って潰してましたけど、その分、田中聡選手を起点にワイドの展開からチャンスを作ってきて。岩尾選手もショルツ選手と岩波選手の手前をうまくガードして、結局は中央をやらせないというシーンも多かったですけど。

湘南の選手は斜めに走って、自分たちのボックスの脇を取ろうとする動きが多いというのは聞いていたので。そこに自分が付いていくのか、ショルツに対応してもらって、自分がショルツのところを埋めるのかは後ろから良いコーチングが出ていたので、スムーズでしたし、大きな問題は無かったと思います。

(残り 975文字/全文: 1518文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ