サッカーの羅針盤

【コンサタイム】中村桐耶の現在地とその先:自分自身が引っ張っていけるような存在になれれば

 

チームは前半戦の得点数など、攻撃面で注目を集めましたが、相対的に失点を減らすことができず、ここに来て得点率も徐々に上がってきている現実があります。それでも中村桐耶は徐々にチームでの立ち位置が変わってきており、いかに試合に絡めるかから、いかに主力として勝利を支えられるかにシフトしてきています。

ラウンド16で敗退に終わってしまった柏戦ですが、すぐ後に大事な鹿島アントラーズとのアウェーゲームが待っています。

センターバックを始めたのは高校の途中から。元々サイズやプレーのスケール感から、大器としての期待はあった中村桐耶ですが、まだまだ経験は浅く、クオリティを高めていくのはこれからというところ。それでも日本代表という場所も夢ではなく、森保一監督もそのポテンシャルに注目しているという声もあります。

現在地と可能性をどう考えているのでしょうか。

 

取材・元川悦子

 

ーー今年見てると本当にスケールの大きなプレーが目立って、急成長してる選手だと見えるが、自分自身の現在地は?

まだ全然、レギュラーを確立されてるわけではないですし、どっちかと周りのカバーがあって自分が生きてる状態だと思ってるので。

そこで自分自身が引っ張っていけるような存在になれれば、チームとしての底上げされますし、自分自身、もっともっとプレーの質ってのが上がっていけば、もっともっといい選手を目指していきたいなと思ってるんで、そこの質のところをもっと上げられるように意識していきたいです。

ーー自分がチームにアクションを起こしていける選手?

そうですね。まだまだ生かされたり、動かしてもらってるシーンが多いんで、そこを自発的にできるようにしていきたいです。

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