サッカーの羅針盤

特別公開【コンサラボ通信】田中宏武がルヴァン磐田戦にかける思い:自分は何か違いを見せないといけない

©️UHBconsalabo

 

北海道コンサドーレ札幌はルヴァン杯グループステージの最終節で、ジュビロ磐田を迎えます。ここまでリーグ戦未登場の田中宏武ですが、ルヴァンはここまで4試合に出場、そのうち3試合がスタメン起用されており、プライムステージ進出がかかった磐田戦はアピールのチャンスになります。

左右のアウトサイドをこなせる田中宏武。ただ、右サイドはゴールとアシストを量産中の金子拓郎、左は菅大輝と復帰してきたルーカスがおり、そう簡単にリーグ戦で出番を得ることは難しいのは本人も承知するところ。しかし、ここから代表ウィーク明けから夏場の過密日程が続いてくる状況で、必ずやチャンスはあるでしょう。その前に、このルヴァンでしっかりインパクトと結果を残したいところです。

金子拓郎、ルーカス、菅大輝というJリーグを代表するウイングバックがひしめくコンサですが、だからこそ、ここでポジションを勝ち取った先には栄光が待っているはず。

モンテディオ山形に所属する田中渉の”全く似てない兄”でもある田中宏武の言葉をお届けします。

※取材:コンサラボ

 

田中宏武「自分は何か違いを見せないといけない

 

(左右は)まだわからないですけど、ワイドのところが誰出るか分からない感じなので。今日は菅くんもトレーニングやってないので、スタメンかサブか割らないですけど、出るからにはしっかりやりたいと思います。

右より左の方が自分的にはやりやすいので。ただ、チームが右で求めてくれたら、そこで応えないといけない。左のが得意ですけど、この先も考えたら右もやれないといけないので。そこはポジティブにやっています。

・プライムステージでメンバーに食い込むために

やっぱり自分の立場的に、出た試合は出場時間に関係なく大事なので。長い時間か短い時間か分からないですけど、油断しないように、しっかりアピールとチームの勝利を意識しながらやりたいと思います。

・今年得ている自信

去年そこ(相手との間合い)を出すのに必死だったので。ただ、その中でルーカスも拓郎くんも周りを使うの上手いし、去年はスペースにドリブルしてたんですけど。そうするとドリブルの距離は進めるんですけど、どうしても相手が付いてきちゃうみたいなところがある。相手に向かって行って、多少一か八かになるシーンもあるんですけど、かわせれば一発で抜けるので。そこは去年より相手に向かって仕掛けるところは意識してます。

・身近にお手本にもなるライバルがいる

このチームのウイングバックはJリーグでも上にいる人たちだと思うので。その人たちのいいところは吸収しながら、自分の違う特長もありますし、そこを生かしながら。同じようなプレーだったらもちろん、あの人たちを使うと思うので、自分は何か違いを見せないといけないと思います。

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