【コンサタイム】例えるならシューティングスター!福岡の堅守を破った札幌2点目の連動を徹底検証する(2)福岡を間延びさせた3つのワンタッチパス
コンサドーレは前半2−0とリードしながら2ー2に追いつかれて、勝ち点3を逃してしまいました、しかしながら。相手の長谷部重利監督も「さすがは札幌さん」と認める連動性の高い攻撃で、福岡の堅守を早い時間帯に二度こじ開けたことは高評価に値しますし、自信を持って今後の戦いにつなげて行くべきです。
菅大輝の展開から右サイドの金子拓郎が果敢に仕掛けて、荒野拓馬のフィニッシュにつなげた1点目も見事で、これまであまりやってこなかったと言う菅からのサイドチェンジが浦和戦、ルヴァン鳥栖戦に続いて出たと言うのは見逃せないトピックです。
浅野雄也が決めた2点目については札幌が一番得意とする連動性のあるパスコンビネーションが結実した形でした。実際に浅野も「誰が出てもあそこは決めれたかなという連動性だった」と振り返る流れですが、何が福岡の堅守を崩したのか。ポイントを押さえながら検証したいと思います。
(2)福岡を間延びさせた3つのワンタッチパス
縦パスをカットした田中駿汰から中盤の荒野拓馬にボールがつながる流れですが、田中駿汰は右足アウトのワンタッチで荒野につなげています。ルキアンの縦パスが少し緩くなっていたこともありますが、クリアではなく狙いを持ったパスをワンタッチで出せるセンスというのは田中駿汰ならではであると同時に、コンサドーレがミニゲームなので、日々意識して取り組んでいるワンタッチプレーの意識が出たと言えます。
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