サッカーの羅針盤

【コンサタイム】あのシーンは妥当?疑問?誤審?:浦和戦の御厨主審8つのジャッジを考察

 

北海道コンサドーレ札幌は浦和レッズと対戦。4ー1で敗れましたが、御厨主審のレフェリングに札幌サイドから批判的な声が強まり、一時的にウィキが書き替えられるなど、騒動になっていました。

雨のピッチ、3年ぶりの埼スタ100%応援といった難しい環境でしたが、特別に浦和よりだったようには見えません。ただ、開始5分に与えた1つのイエローがその後のジャッジに少なからず影響した可能性が高く、普通に見たら疑問符の付くイエローもあり、不必要に試合が止まる時間も長くなってしまったと思います。せっかく白熱した試合で残念な要素ではありました。

試合の流れに大きく関係した8つのシーンのジャッジについて、妥当性を考察します。なお筆者はジャッジの専門家ではないので、これまでの知見に基づく個人的な見解ということで参考にしてください。

 

①前半5分 荻原拓也のイエロー:疑問

90分の厳しいジャッジに大きく影響してしまったシーン。中盤で興梠慎三からボールを奪った岡村大八に対して、荻原拓也が即時奪回に行こうとしました。しかし、直前に岡村が先に触ったことで、ボールに触れず、結果的に足の接地が重なって、岡村の足を踏む形になってしまいました。ファウルは妥当ですが、イエローには厳しすぎるジャッジ。試合の立ち上がりだったこともあり、その後のジャッジの基準になってしまったように思います。

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