サッカーの羅針盤

【岩政を読む】”鹿島スタイル”で熟練したマリノスに挑む:僕らはかわいい赤ちゃんです(笑)

©️KASHIMA ANTLERS

鹿島アントラーズは横浜F・マリノスと日産スタジアムで対戦します。昨年のJ1王者であり、岩政監督が川崎と並ぶ”二強”としてリスペクトする相手にどう挑むのか。岩政監督のコメントからビジョンを読み解きます。

 

岩政大樹監督

・試合の位置付け

「序盤戦の中でも、川崎戦もありましたけど、やはり”二強”との対戦は自分達の現在地を図る意味でもビッグマッチではありますので。選手たちと共に、強大な敵にぶつかっていきたい。チャンピオンチームなので、強いチームであることは間違いないし、近年のJリーグを牽引しているチームだと思っています」

見解:毎試合、同じような気持ちで臨むことを強調してきた岩政監督ですが、川崎とマリノスに対しては”二強”と位置付けるだけあって、素直に特別な試合であることを認めています。勝ち点3を獲りに行くという意識はどの試合も同じく100%のテンションで臨むというジーコスピリットを受け継いでいる自覚はあるはずですが、やはり、強い鹿島を作っていく過程で「現在地を図る」意味合いも強いのでしょう。

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