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公開記事【山雅探報】元悦と語る松本山雅のJ3開幕戦(1)開幕戦でキャンプの半分が出せたら上々

開幕戦で奈良クラブに2−0と勝利した松本山雅。結果もさることながら、松本山雅での公式戦”初采配”となった霜田正浩監督が掲げるチームとしての矢印が示された試合で、課題も前向きに改善を目指していけるものだと評価できます。

初のJリーグ開催となった奈良県のロートフィールドで現地取材した元川悦子記者と語りました。

 

(1)開幕戦でキャンプの半分が出せたら上々

河治

開幕戦の勝利は素晴らしかったですね。

元川

近年の中では最も内容のある開幕戦じゃないですか。

河治

要するに試合に勝ったことだけじゃなくて、建設的に課題を検証できる。もちろん、霜田監督が言ってたように、全然満足できる内容ではないよ。

元川

半分しかできなかったって霜田さんも言ってたからね。

河治

そう。ただ、この時点で半分出せたことが上々で、半分ということは狙った方向性が明確にあって、トレーニングマッチの神戸戦の映像はあったけど、初めて霜田監督の率いる松本山雅を観るサポーターとかにも、やりたいことが伝わる内容だったでしょ。

元川

そうだね。

河治

設計をしっかりして、奈良クラブの対策も入れながら、自分達のストロングを出しに行く。

元川

はい。

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