サッカーの羅針盤

【鳥栖研究2022 vol.10】菊地泰智の起用に象徴される、開幕戦で分かった川井監督の意図

サガン鳥栖は開幕戦で広島と0−0の引き分けに終わりました。

当日降ったた雪と雨が混じり、滑りやすそうなピッチ上で行われた試合。どちらかと言えば鳥栖が優勢な時間帯が多かったですが、DF野上結貴の惜しいシュートなど、広島にも決定機がいくつかありました。ただ、どちらもシュートが一桁で終わっている通り、スコアレスドローは妥当な結果と言えます。

この試合の鳥栖は3ー4ー2ー1で形的には前体制と同じですが、どんどんスペースに動いていくスタイルはより活動量が多く、実際に走行距離は18チームで一番でした。今回の布陣を見て筆者が思い出したのが、以前の取材で川井健太監督が発した言葉です。

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