サッカーの羅針盤

【赤黄の道標】名古屋の躍進を支える吉田豊の攻撃ビジョン:相馬は僕が上がることで逆に迷っちゃうことがある

名古屋グランパスの吉田豊は左サイドバックとして攻守に渡り重要な役割を果たしています。

開幕戦はよもやのビューティフルオウンゴールを決めて今シーズン唯一の失点を記録してしまいましたが、マッシモ監督も「我々が3点目を決めて3−0で勝利した」と冗談を語るぐらい、吉田豊の貢献度は高まっています。

サポート1つ取っても外から追い越すのか、内側で相手を引きつけるのか、後ろでパスの選択肢を作って支えるのかなど、状況に応じた柔軟な判断を感じさせます。

サガン鳥栖から加入した森下龍矢が左サイドバックに基本ポジションを移して競争関係にありますが、的確なサポートやリスク管理など、多岐にわたる貢献が目を引く経験豊富な職人を指揮官が重視するのは理解できます。

・ウノゼロ

みんなが攻守に渡り犠牲心を持って戦えていて、試合の結果に出ている。一番は去年あれだけ苦しい日程で少ない選手で戦えた自信、それプラス、今年入ってきてくれた選手がチーム内競争を生み出している。そのためにチーム内でトレーニングから小さな隙も見せないところがゲームでも表れていると思います。

(残り 1131文字/全文: 1594文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ