サッカーの羅針盤

【青赤ウォッチ】蓮川壮大:絶対的なオーラがあるディフェンダーに

昨シーズンはFC東京にとって大変なシーズンでしたが、多くの若手がチャンスを掴んで、長谷川健太監督が率いるチームの重要な戦力になってきています。彼らのさらなる成長も期待されますが、もちろん新加入のルーキーにも期待がかかります。

FC東京のアカデミー出身である蓮川壮大は明治大学を経て念願のプロ契約を果たしました。今や”Jリーグ予備軍”との評判もある明治大の守備の要をになってきただけに、1年目からの活躍が期待されますが、FC東京には重鎮の森重真人、副キャプテンの渡辺剛、さらにジョアン・オマリもおり、基本的にルヴァン杯でアピールしながらリーグ戦の出場機械をうかがうポジションにあります。

ただし、森重が中盤のアンカーも兼任している状況で、ここから十分にチャンスはあるでしょう。さらには本職が2人ずつしかいないサイドバックもオプションになってきます。蓮川の持ち味は粘り強い対人戦ですが、連携面も日頃のトレーニングから磨いているようです。

©️F.C.TOKYO

蓮川壮大

最近は1試合ルヴァンに出てその後はサブが続いていますが、そういう立場からでも東京が勝つためにという行動は少しずつ理解をして明確になっている。自分が試合に出て勝たせるのは一番ですが、そういう立場でもやるべきことをやっていきたい。

練習から外国人の3トップや永井君、(田川)亨介もそうですが、そういった選手たちと練習から対峙できるのはレベルアップにつながるし、しっかり試合に出た時に思い通りのプレーができる。少しずつ慣れてきたかなと言うのはあります。

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