サッカーの羅針盤

【トス研】[鳥栖vs浦和]バイタルエリアにスペースを作った仙頭のポジショニング

サガン鳥栖の注目プレーを試合から抽出する【トス研】。第一回は第二節の浦和レッズ戦からこのシーンをピックアップしました。

分析・河治銀河

 

バイタルエリアにスペースを作った仙頭のポジショニング(後半15分)

前節で白星スタートを飾った鳥栖は、ホーム開幕戦でも浦和を下して二連勝。好発進を決めた。山下のJ1初ゴールや本田のドリブルからのチャンスメイクなど、気鋭のタレントたちがテクニックを発揮した2点が試合の最大のハイライトだ。しかし、序盤は浦和のソリッドな4−4−2に苦しめられ、鳥栖はエドゥアルドのロングボールや飯野のクロスでゴールを狙ったものの、決定機を創ることが出来なかった。

後半に入ると、浦和は攻撃的な姿勢を強め、前線では高いラインからのアグレッシブなプレスが見られるようになり、明本の投入も影響してか攻撃に厚みが出てきた。対して鳥栖は、59分に推進力のある本田を投入し、浦和の右サイドの裏やバイタルエリアといった場所を狙い始める。

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