サッカーの羅針盤

【青赤ウォッチ】他サポも必読:サイドバックの成長ルートを考える。中村帆高の場合

©️F.C. TOKYO

大卒2年目として順調な成長を見せているFC東京の中村帆高。ここまでリーグ戦は浦和レッズとの開幕戦、セレッソ大阪との第二節とフル出場で、現在は右サイドバックのファーストチョイスとして長谷川健太監督から信頼を得ているのは間違いなさそうです。

持ち前の守備の強さに加えて、攻撃面もクロスに持ち込むシーンが増えるなど、着実に成長曲線を描いているように見えます。

そうした中でセレッソ戦では大久保嘉人に後方からのロングボールに抜け出されて先制点を許す対応ミスもでました。曲線的な動き出しでインを取られて合わされた形で、ああなると守備側にいくらスピードがあってもどうしようもありません。

中村帆高は「自分のマークから決められた。個人としてはあれを絶対、2度と犯してはいけないミスでした。個人として反省している」と振り返ります。世間的には”大久保嘉人のナイスゴール”としてみられる向きが多く、中村帆高に対して厳しい評価があまり多く聞かれませんが、彼自身が一番認識しているということでしょう。

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