サッカーの羅針盤

【維新の風】レノファ後半戦の躍進へ。ヤンが描く成長曲線とガンバの大先輩への思い

レノファ山口は0−0と引き開けた愛媛戦から中6日で5連戦に向かいます。長崎戦、金沢戦、京都戦とアウェーが3試合続き、ホームの徳島戦、水戸戦と非常に過酷なレギュレーションですが、確かな成長を見せているチームの真価を示す好機でもあります。

ガンバ大阪から期限付き移籍2年目でレノファの主軸に定着している”ヤン”こと高宇洋も組織的な守備をベースとした戦い方に手応えを感じており、ここから浮上していく機会と捉えているようです。

前の5連戦に関しては「結構体は難しい。後半とかキツカッタ。まじしんどかったですけど。使ってもらえるからにはしっかりプレーしないと」と笑顔で振り返ったヤンは「守備の部分をしっかり頭の中に入れて、リスク管理とか、ヴェルディとか千葉はFWも強力。まずは失点しないところを意識した」と霜田正浩監督が”守備のマイナーチェンジ”と表現するポイントを説明します。

「ガンバの時に今野(泰幸)さんだったり仁志さん(ガンバ大阪U-23監督でもある森下コーチ)と話した時に、自分の場合はいい守備ができればいいプレーにもいい攻撃にもつながるというのはあったので、そこの意識があったので、(レノファのチームメートにも)守備のコンパクトさは伝えてました」

そうした守備の意識を持った上で攻撃参加、特にシュートについても「下手くそなんで。最近打ってないです。狙っていきます」と意気込みました。

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