サッカーの羅針盤

沖縄キャンプ蔵出し写真集2:相馬勇紀の攻守の切り替え

中断期間も長くなってきたので、沖縄合宿の蔵出し写真を少しずつアップして行きます。

2枚目は名古屋グランパスとヴァンラーレ八戸のトレーニングマッチより、相馬勇紀が飛び出しからゴールを狙おうとするも、八戸の守護神ゴ・ドンミンがキャッチ。すかさずパントキックで攻撃に展示用とします。

基本ポジションが左サイドハーフである相馬はこの時点で1トップの前田直輝より前にいますが、すぐに切り替えて後ろの守備に戻りました。ここから一発で前線につながったらカウンターが成立してしまいますが、センターバックの中谷進之介や丸山祐市が跳ね返せば、セカンドボールの奪い合いになります。

攻撃の打開力や飛び出しを武器とするアタッカーでも、フィールドの選手に直接ボールを奪われたら、その場でプレスをかけて回収するか、帰陣するかを素早く判断する必要がありますが、ここはGKがキャッチしたため、シチュエーション的にも前線にボールを蹴られることが明らかでした。

なかなか目立たないシーンではありますが、こうしたところに選手の資質は表れると思います。相馬という選手は優れたアタッカーでありながら、攻守に関係なく奮闘して勝利に貢献したいという気持ちの強い選手です。

(残り 210文字/全文: 718文字)

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