【レイソルうぉっち】[練習レポート]太陽王は雨にも中断にも負けず。名将とともに2011の再現へチームの競争力を高める。
Jリーグは中断期間を3月いっぱいに延長することを発表。各クラブのファンサポーターはもちろん、再開に向けて準備してきた選手や監督、スタッフにとっても難しい期間であることは間違いありません。
そうした状況でも百戦錬磨の名将として知られる柏レイソルのネルシーニョ監督は「我々としてはしっかりとして準備していくということにおいては変わらない」と冷静です。
実際に柏レイソルは東日本大震災による中断があった2011年にJ1昇格クラブでありながらリーグ優勝を果たしており、ネルシーニョ監督も「2011年と今の状況は違う」と前置きしながらも「我々が考えてることは同じで、いつか来るであろう日のために準備をする、備えるということが我々にとって大事」と語ります。
「そのために選手たちの状態、コンディションを落とさせない、かつ彼らのモチベーションを落とさせない、そこを我々としては一番気にしている部分ではありますけど、ただ2011年に起きた時とその目的意識としては変わらないです」
昨シーズンはJ2を戦い、1年で復帰してJ1に臨んでいますが「在籍してる選手の大半がもうずっとJ1でプレーしてきた選手ですから、J1での戦い方っていうのはJ1でもよく分かっている」ことを強調し、これまでやって来たことを継続して、クオリティを高めて行くことに集中しているようです。
取材した3月10日はあいにくの雨模様でしたが、選手たちは色分けされたビブスを着て4対4にフリーマンを付けて、ゴールを4つ置いたミニゲーム、ハーフコートの6対6+フリーマンといった全体のトレーニングをこなし、その後は個別の居残り練習やジムでの筋トレなど、それぞれが取り組んでいました。
開幕戦2ゴールなど4得点に絡んだオルンガ。
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