サッカーの羅針盤

【ヤマガうぉっち】首位に返り咲いた松本山雅の守備の殊勲者[村山智彦]。ビッグセーブに示した読みの確信

J2の第40節。自動昇格を争う上位対決の松本山雅vs東京ヴェルディはホームの松本が前半36分にセットプレーからのオウンゴールでとった1点を守りきり、勝ち点を73に伸ばして再び首位に立った。

まさに全員で勝ち取った大一番の勝利だが、強いて殊勲者をあげるならば安定したゴールキーピングで試合の流れを作り、後半の最大の危機をビッグセーブで救ったGKの村山智彦だろう。

■布陣

東京V  4−2−3−1(後半途中3−4−2−1から変更)

————–ドウグラス————

泉澤———レアンドロ——-李–

———–  内田——梶川———-

香川——-平——–井林—-奈良輪

—————-上福元—————-

松本 3−4−2−1(後半4−4−2から変更)

——————高崎—————–

—セルジーニョ—- 前田———–

石原—–藤田——–岩上——田中

——橋内——飯田——-今井——

—————–村山——————-

■展開

後半23分、ヴェルディのボランチ内田達也が自陣からロングパスを前線に送ると、右から斜めに飛び出した李栄直がディフェンスの裏に抜け出し、ゴール左からシュートを放つが、冷静に状況を観察した村山が完璧なタイミングで体を倒してブロックし、CKに逃れた。

■解説

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