WE Love 女子サッカーマガジン

愛されるマスコット WEリーグ チェア 髙田春奈さんがJリーグマスコットを語り尽くすイベントに登場 ヴィヴィくんのおたんじょうび会での重大な決意 

WEリーグは、なぜウィーナをデビューさせたのか?髙田春奈さんのプレゼンテーションから読み解く 

4年ぶりとなるマスコットイベント宇都宮徹壱WMプレゼンツ「2024Jリーグマスコットを語り尽くす!」が新宿のロフトプラスワンで開催されました。インバウンド観光客、仕事後のサラリーマン、ホスト……様々な人が行き交う新宿歌舞伎町の喧騒に紛れマスコット(ウチの子)を持ち寄って集まったマスコットマニアの熱量で地下2階の会場は興奮に包まれました。 

当日の模様は2024年3月1日(金)22時までオンラインで購入( https://twitcasting.tv/loftplusone/shopcart/286509 )することができます。 

特別ゲストとして登場したのは WEリーグ チェアの髙田春奈さん。2023年WEリーグ公式マスコット・ウィーナを誕生させたばかりということもあり、大きな歓声と拍手で迎えられました。WE Love 女子サッカーマガジンでは、宇都宮徹壱WMプレゼンツ「2024Jリーグマスコットを語り尽くす!」第二部で行われた髙田チェアのプレゼンテーションを中心にお伝えします。記事の後半では当日の様子を伝える多数の写真を掲載しています。 

WEリーグ チェア 髙田春奈さん

ファンとチームの接点を広げるマスコットの役割 

髙田チェアは、ヴァンフォーレ甲府のマスコット・ヴァンくんと同じ誕生日。日頃から「ヴィヴィくんは親友、ウィーナは新しい同志です」と自らを語ります。 

髙田チェアは、マスコットによって人生の大きな転機を感じた経験をしています。それは2019年5月4日の出来事です。 

長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」で 開催されたヴィヴィくんのおたんじょうび会と1日店長に立ち会い、マスコットの「つなぐ力」を目の当たりにしたのです。そのとき、 V・ファーレン長崎の上席執行役員だった髙田チェアは、近い未来に、 V・ファーレン長崎の代表取締役に就くことを決意しました。 

2019年5月に長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」で開催された1日店長イベントは沿道を歩く人がヴィヴィくんに引き寄せられ大盛況となった 提供:八百屋出禁さん

おたんじょうび会は東京開催にもかかわらず事前申し込み制。応募者多数のため抽選となりました。当選して参加した100名の大半は、 V・ファーレン長崎以外のJリーグクラブを応援するファン・サポーターです。特に長崎県と縁やゆかりがあった訳ではありません。でも、ヴィヴィくんの誕生日を祝いに、これだけの人が集まりました。地域やクラブの垣根を越え、マスコットが人を「つなぐ力」は、この日、髙田チェアの胸に深く刻み込まれました。そして、翌年の2020年に代表取締役に就任しました。 

「ヴィヴィくんは親友、ウィーナは新しい同志です」 髙田春奈チェア WEリーグ 情報発信拠点オープン 渋谷のミクスカルチャー発信地に女子サッカーが進出 10月と11月の #女子サカマガ(無料記事)

こうしたエピソードを交え、髙田チェアは「マスコットの価値」について話しました。これまでの実体験が、WEリーグ公式マスコット・ウィーナの誕生に役立っているのです。 

マスコットのデザインや行動がクラブ(チーム)の考えを表現する 

「つなぐ力」に加え「表現する力」もマスコットを語る上で欠かせない要素です。 

(残り 2650文字/全文: 4121文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ