森マガ

私はもっとレフェリーを知ろうと思う(とかアニメっぽいことを言ってみる)

先日、「Football ZONE」さんにこんな記事を書かせていただきました。

レフェリーはDFよりもかわいそうな立場 海外に大きく劣る待遇に潜む“流出”の懸念

昔はレフェリーの話を書くと、「お前はあのレフェリーがこんな判定をしたのを知っているのか」という批判がバシバシやって来ていました。それに比べると今はレフェリーの立場を理解した人たちが増えたと思います。そんなこと言いながら、私自身もまだまだ理解できているとは言いがたいのですが、これからも知る努力は続けていこうと思います。

 

そもそも僕は大学で最初体育会に入ったけどいろいろあって辞めて、次の同好会もいろいろあって足が遠のいて、次の同好会もまたまたいろいろあってときどきしか参加しないようになってと、まぁいろいろ怒られてました。

そんなとき、サッカー部顧問の大串先生に「君にぴったりのクラブがあるから」と教えてもらったところが、それがもう(自主規制)で、そこでは個性満開でやらせていただいておりました。気にしてくださっていた大串先生には大感謝です。大学を卒業するとき、自分の在学中の最後の授業をどうしてもサッカーにしたくて、大串先生の大学1年生を対象としたサッカーの授業に出していただきました。で、先生に退場させられたという(汗)。

そんなころの罪滅ぼしというか、常に審判とは対立関係にあったので、彼らが何を考えているのか今になって興味が湧いていると言いますか。

で、よく考えたら、これまで結構レフェリーの方々にインタビューしていました。この中にはすでに「森マガ」のアーカイブに入ってしまって全文が読めなくなっているものもありますが、今一度振り返ってみると共通点があると分かりました。

「ジャスティス」と呼ばれて…日本サッカー初のプロ主審・岡田正義が泣いた日

家族の前でのブーイングにしばらく立ち上がれなかった……上川徹が世界で評価される審判になるまでの道のり

日本人初のW杯主審・高田静夫の知られざる孤独な戦い……選手が私を取り囲み、試合後も追いかけてきた

なぜ西村雄一はW杯で世界のトップ選手から信頼されてきたのか……誤審と批判されても貫いた審判としての哲学

審判が持つ「ゲームの流れ」を読みきる力……W杯開幕戦で主審を務めた西村雄一は試合中に何を考えどこを見ているのか

忘れられない痛恨の誤審……W杯を経験した副審・相樂亨が試合後に意を決してとった行動とは

「手に当たったらなんでもハンド」ではない……サッカーのルールを広める側から見た誤審騒動と現代サッカー

審判を辞めなくてよかった…誤審で世界を騒がせた大塚晴弘が仲間たちと泣いた日

レフェリーにも引退試合があったっていい…審判を統括する扇谷健司が語ったVARとJリーグ

ロシアで大泣きした日から4年…Jリーグ最優秀主審・佐藤隆治が語るW杯落選と唐突な引退

(以下は一部公開・「森マガ」アーカイブで全文公開されています)

ミシャサッカーはVAR泣かせなんです……現場の担当者・扇谷健司がVARの仕組みを徹底解説

主審人生はこれで終わった……レフェリー山本雄大にはその後何が起きていたのか

「ジャッジリプレイ」の知られざる苦悩……深野悦子が女子レフェリー時代から貫く信念

マッチコミッショナーの仕事とは?……現役の奥谷彰男が語る102分の1の名誉と重責

「今日最後だよね」と選手が声をかけてくれた……村上伸次の忘れられない試合

次の展開を予測しながらサッカーを見ると感動はより大きくなる…W杯女性主審・山下良美が語る審判の魅力

みんな、最後は自分にベクトルが向いているんですよね。僕は全部のベクトルを審判に向けていたなぁと、今さら反省です。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ