森マガ

【無料記事】日本サッカー界が持っているノウハウで日本代表に生かすべきこと

町田ゼルビアの黒田剛監督は4月16日、ルヴァンカップのギラバンツ北九州戦に向けた取材対応を行い、勝利への意欲を語った。

ルヴァンカップはトーナメント戦のため、延長戦、それでも決着が付かない場合はPK戦で次のステージに進むチームを決める。PK戦の練習について聞かれた黒田監督は「明日(試合前日)にやるかな」と語り、「高校生ならやり方全部言うこと聞くけど、プロは聞かないでしょう」と苦笑した。

そして青森山田高校の監督時代は生徒に「必ず蹴る前に5秒制止しろ。GKもいろんなことを考えるから」と指示していが、プロは自分のタイミングで蹴りたがるとした。

青森山田高では大会前の2カ月、朝練習でPKをやっていたという。そして「PKは運だと言う人がいるけれど、そうじゃないという観点から勝負にこだわっていた」と明かした。それでPK戦の勝率は90パーセントを超えていたと胸を張った。

また、かつて帝京高校を率いて全国高校サッカー選手権大会で6会の優勝を誇った古沼貞雄監督はPK戦での勝率が90パーセントから95パーセントはあったという。そして高校の監督はPK戦の準備を「トーナメント戦をどこよりもやっているし、研究している」として、「ああいう人を日本代表のPKのコーチに呼べばいいのではないか」と、2010年南アフリカ、2022年カタールと2回のワールドカップのベスト16でPK戦の末敗退している日本代表に対して提言を行っていた。

 

 

なお、この日は町田の広報として活躍していたスタッフが惜しくも退社することになったため、報道陣からケーキがプレゼントされていた。

ううう、オレは泣いてるよ

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