サッカーの羅針盤

ほぼ公開【鹿島戦記・激論編】川崎戦で歴史的な勝利からの磐田戦が危険な理由(1)鹿島が本当の意味で1つになった瞬間

 

元川

9年ぶりの川崎戦での勝利で。

河治

ポポさんもゴール裏に行って。感動的な風景だったね。

元川

そう言う雰囲気作りには長けてる人だから。熱い人だから。パッションがすごくある。

河治

このタイミングで、ああ、ポポさんになって、我々メディア含めて色んな声もあったけど、ようやく鹿島が本当の意味で1つになったのかなみたいな。

元川

やっぱり鹿島にとって非常に重要な川崎戦、絶対に勝たないといけない相手だったから。それがずっとできなくてここまで来ちゃっていた。それが相手の状態が良くないとか、守備がボロいとか。

河治

ボロいはあんまりだよ。

元川

どう言えばいいの。

河治

ぼ、ボロネーゼ?

元川

あそう。

河治

まあ、川崎の問題を語り始めると脱線して行くので、鹿島の話になるけど、ある意味で自分達との戦いということを考えても難しかったと思う。ポポさんは勝てなかった時代に自分が鹿島にいたわけじゃないって言ってたけどね。

元川

鹿島のお家芸みたいな縦に速い攻めで勝ち切ったと。しかもチャヴリッチと鈴木優磨がゴールという。取るべき人たちが取っての勝利。そう言うことがあってポポに対するサポーターの支持もあるだろうし、それに加えて名古とか、松村も後から出てきたけど。無視してないよっていう。

河治

そこに関しては非常に前向きな・・・やっぱり結果が出てるうちは固定メンバーでいいけど、そのメンバーがずっといいわけないから。どこかで今のサブメンバーの力が必要になる時って絶対にある訳だけど、大事なのはこの時期に、そのマインドを見せられたこと。

元川

そうだね。

河治

ここで名古とか松村を使ったのはポジティブというか。

元川

もちろん仲間がアクシデントだったり、事情あったんだと思うけど、それでも土居がいる中で名古を使って、さらに松村も出してる訳だから。そういう選手たちをいかに戦力にしていくかというところで、やっとそういう人が出て。しかも名古は前半で3点分損したけど、最終的にアシストもあったし、良いボールダッシュもあって。大いに貢献した。

河治

そうだね。

元川

しかも、松村と名古は先輩と後輩でしょ。その二人が揃って試合に出たということで、彼らには良いモチベーションになると思うけどね。

河治

開幕時点でサブだったメンバーって、どこかで必要になるでしょ。

元川

もちろん、4月からは日程が過密だから。

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