サッカーの羅針盤

公開記事【浦議の犬と浦和を語ろう】小泉佳穂の視点でヘグモ式4ー3ー3を語ろう(1)あそこで1を取れた意味

 

要犬

3月5日に練習取材をされまして、浦和レッズ2試合で勝ち点1。これは酒井選手が優勝がマストと宣言している中で、かなり予想外の展開だと私たちサポーター、たぶんクラブや選手も思ってると思うんですけど。チームの雰囲気はどうですか?

河治

すごく明るかったんですよ。試合が終わって、僕もヴェルディ戦を取材してたので、試合の直後で明るいわけないんですよ。シュウちゃんはいつも笑顔ですけど、基本あれで明るかったら逆にどうなのと。

要犬

そうですねえ。

河治

ただ、オフを挟んで切り替えてたなと。あと、そもそも練習メニューが軽くて、二人一組で大きさの違うボールを二つ使ったトス交換みたいな感じとか。遊び要素も入れたものだったので、あとはフットテニスだったので。代表とかもそうなんですけど、そういう時って気分転換も含まれてるので。みんな笑顔で、誰と誰が組んでるのかなとか観察しながら僕も楽しんで観てました。

要犬

じゃあ、うまく1日のオフを利用して、切り替えて言ってると。練習内容もオフ明けなので、簡単な体を起こすようなメニューってことでしたね。

河治

体とあとはメンタルをリフレッシュさせる。普段はオフ明けでももう少し本格的な練習をするんですけど、今回は開幕から2試合やって、メンタル的なリフレッシュも含まれてたのかなと思いましたね。

要犬

うん。次の札幌戦こそ勝たないといけない!

河治

そうですね。

要犬

本題の「小泉選手とヘグモ式4ー3ー3について語る」というテーマに行きたいと思うんですけど、小泉選手と言えば戦術理解力が高くて、言語化能力も高いということで有名な方ですけど。

河治

はい。

要犬

小泉選手は開幕2試合の結果についてどういう反応でした?

河治

やっぱり開幕戦の負けがものすごいショックだったらしいんですよね。

要犬

ああ、広島戦が。

河治

はい。ヨシオ選手だけじゃなくて、おそらく試合に出てた選手はみんなそうじゃないかと。2試合トータルで1の前に、まず広島戦の結果がショックだったというのは優勝、優勝とか、リーグ戦に全振りとか、僕たちもそうですけど、内外で言われていて。選手も言うぐらいなので。

要犬

はい。

河治

その意気込みで開幕に入って。だから酒井キャプテンとかも言ってると思うんですけど、そのためには開幕戦で白星を付けることは38試合トータルで見ても、年間で負けられる数がどれぐらいだと、4試合多くなりますけど逆算した時に、開幕戦の黒星は結構あり得ないんですよね。

要犬

おお・・・

河治

いくら優勝候補の相手が広島だったとはいえ、いや、広島だったからこそかな。そこで黒星が付いてしまったと言うのはすごくショックだったらしいですね。

要犬

あら・・・

河治

それに比べると、やっぱりヴェルディ戦は土壇場で追いついたこともあって。勝ち点3を取れなかったショックより、ああ言う状況で勝ち点1取れたのが、去年のACLファイナルに勝ったとか、最後はヘタレちゃいましたけど、一時期上げていったとか。そういった経験が、ヘグモ監督に代わってもまだ残ってるんだなというのを小泉選手は感じたらしいです。

要犬

なるほど。

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