サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】[元川悦子コラム]覚悟を固めて挑んだ勝負の2024年開幕戦でベンチ外。パリ五輪世代・松村優太の現在地

 

※第二節前に執筆

 

2月23日の2024年J1開幕戦。鹿島アントラーズは名古屋グランパスを敵地で3−0と一蹴。第1節終了時点でJ1トップに立った31歳のベテラン・仲間隼斗が2得点を叩き出し、新助っ人外国人FWチャヴリッチが名刺代わりの初ゴールをゲット。顔面骨折の鈴木優磨もフェイスガードを装着して後半途中からピッチに立つなど、攻撃陣に前向きな材料が数多く見られたのも朗報だろう。

わずか1試合消化しただけで今後のことは分からないが、ランコ・ポポヴィッチ監督率いる新体制で常勝軍団復活を目指すチームとしては上々のスタートと言ってよさそうだ。

こうした中、昨季までコンスタントに試合に出ていた松村優太はベンチメンバーにも名を連ねていなかった。2月10日の水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチはメンバーに入っていたが、出番なし。その時点から「松村はどうなっているのか?」といった疑問がメディアの間でも出ていた。

(残り 1132文字/全文: 1544文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ