【コンサタイム外伝】福森晃斗が札幌を出た理由(1)9年目に味わったサブの感覚
福森晃斗「ヨモさんに求められているところはビルドアップのところ。攻撃の起点になるところという話は受けたので。そこは横浜FCもJ1で戦ってる時に、最初は挑戦してたと思うんですけど、少しずつ守備に重きを置いて、しっかり守備してカウンターみたいなチームなってしまったと思うので。J2では自分たちがボールを持って攻撃するにはビルドアップが必要だということで、声をかけてもらいました。それに応えるだけに、自分は全力でやるべきかなと思います」(取材・元川悦子)
(1)9年目に味わったサブの感覚
河治
コンサから横浜FCに行った福森についてだけど。
元川
最大の注目選手だよね。彼の実績を考えたら。もちろん森海渡だったり、ソロモンだったり、札幌にもいた中野嘉大も目立った補強ではあるけど。実績は断然、福森だから。
河治
うん。
元川
四方田監督との師弟関係みたいな関係もあるから、チームで結構大事な役割を担うと思うよ。
河治
コンサドーレの損失を考えた時に、今どこも傾向としてはあって。所属クラブで主力から準主力に落ちたベテランが、外の環境を求めてというのはあるよね。
元川
そうだね。本人は去年がショックだったみたいで。サブで出られない試合とか。ベンチ外というのもあったし、試合の出場時間も少なかったと。だから本人的には考えるところがあったと。札幌で長くやって、ずっと試合に出続けて来たのに、去年は序列が下がったというか。
(残り 735文字/全文: 1340文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ