【マリノス航海誌】逆転優勝へ”ミラクル・ヤン”の進撃が止まらない(前編)水を得た魚のように
横浜F・マリノスはここまで最多の62得点。その多くにヤン・マテウスが直接的にも間接的にも絡んでいます。ゴールとアシストだけ見ても6と11で、合計は17ですが、起点位なったシーンなどをあげれば枚挙にいどまがありません。
この3試合でも、札幌戦と福岡戦でアシスト、首位の神戸を追撃する大事な試合となる強敵のセレッソ戦でも前半41分に決勝点となる先生弾を決めました。まさに”ミラクル・ヤン”と呼ぶべきヤン・マテウスの活躍の要因は・・・運命のラスト2を前に、情熱の”マリノス番”舩木渉記者が迫ります。
取材・文 舩木渉
前編:水を得た魚のように
横浜F·マリノスのヤン·マテウスが絶好調だ。8月下旬から9月上旬にかけて負傷離脱した期間もあったが、復帰後は怒涛の勢いでゴールに関わり続けている。
思えば昨季の来日当初はチームの強度やスピードに適応しきれず、戦術の理解にも時間がかかってしまった。今季前半は不得手な左ウィングに配置され、窮屈そうなプレーが目立った。だが、そんな姿も今は昔。短い出場時間でもコンスタントに結果を出し続けて右ウィングのポジションをつかむと、水を得た魚のように躍動した。
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