サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】神戸戦は大一番だが終わりではない。”日本一諦めの悪いクラブ”は奇跡の物語を描けるか。

©️KASHIMA ANTLERS

「残り試合で優勝しなければいけないので。そこに向けて準備をしてきました。日本一諦めの悪いクラブだと認識してますし、その諦めの悪さが奇跡を生んできたとも思ってますので。それをもう一度、表現したいと思います。その状態には選手たちは持ってこれたと思いますので。選手に声をかけて、叱咤激励して、共に戦っていただきたい」(岩政大樹監督)

国立で首位のヴィッセル神戸に挑む鹿島アントラーズ。現在の勝ち点差は11で、残りを鹿島が5連勝、神戸が3敗1分以下でないと逆転できないという状況であるのは確かです。

それでも過去に絶対的な不利を覆して、Jリーグ最多のタイトルを獲得してきたのが鹿島であり、サポーターを含む当事者は誰一人として、勝負を諦めていないでしょう。その代表格が岩政大樹監督であり、第三者的に見れば本当に厳しい状況でも逆転優勝に向けて、全集中している様子です。

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