サッカーの羅針盤

【磐田の歓喜】町田戦でスーパーアシスト。後藤啓介を目覚めさせた横内監督の言葉:前田大然のように

ジュビロ磐田は首位のFC町田ゼルビアに2−1で敗れて、勝ち点差は9に広がってしまいました。町田の残り試合数が1つ多いことを考えれば、実質的に12の差ですが、ジュビロにもポジティブなトピックはあります。

途中出場の後藤啓介が最後に松原后のゴールをアシストしたこと。しかも、後藤のサイズとセンスが無ければ実現不可能なスーパーアシストでした。

ただ、そのアシストも後藤いわく、それまでガムシャラに諦めず、ボールを追い続けていたからこそ。相手には後藤が当面の目標とするパリ五輪の代表で、柏レイソルの細谷真大とエースを争う藤尾翔太がおり、2つのPKを獲得する活躍で、ゴールを決めたことも1つ明確な指標となったはずで、後藤にとっては後々振り返って、とても大きな試合となったかも知れません。

後藤啓介に聞きました。

 

ーー最後にジュビロが1点返せた意味は?

最後に1点返せたことは残りの試合に効いてくると思いますし、2−0、3−0で終わるよりかは1点取れて。最後の最後に得失点差も大事になってくると思うので。そう言う意味では今後につながる貴重な1点かなと思います。

ーー最後の大仕事になったけど、それまでも体を張ってコンタクトプレーもあったりして。そこまでのプレーを振り返ると?

いやもう、何も考えてなくて。群馬戦のあと怪我して、群馬戦までも何か調子が上がらない中で練習も調子が上がらなくて。すごく悩んでたんですけど。試合の前日に、横さんに全部を直そうとしなくても、何か1つ戻せば、自然と戻ってくると思うから。

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