【磐田の歓喜】巧妙だった”7連戦”の選手起用を総括する:ターンオーバーの隠された狙いとは
ジュビロ磐田は怒涛の7連戦を終えて、ついにJ2の2位まで浮上しました。7連戦のうち1つは天皇杯で、J1で首位を争うヴィッセル神戸に5ー2と敗れましたが、残るリーグ戦の6試合は4勝2分という強さで、実に勝ち点14を稼いでいます。
見事だったのはこの間、中2日や中3日といった日程間隔で金沢遠征もあった中で、横内監督が試合ごとにスタメンをほぼ全員入れ替えたことです。その時その時のベストをというのは横内監督の口癖ですが、リアルなところでは7連戦を見据えたところもあったと思います。
それにしても、この期間にスタメンで出た選手たちは今後、誰が出ても好結果を期待できる選手層が出来上がってきたと言えるでしょう。DAZNでは「J2のレアル・マドリード」というありがたいキャッチフレーズもありましたが、もともと上位を争うライバルより戦力がずば抜けているわけでもなく、補強もできなかったわけで、選手たちのポテンシャルの高さはあるにしても、いかに横内監督が個人戦術の向上を目指しながら、チームとしてもまとめているかがエビデンスで示されているとも言えます。
天皇杯の神戸戦も含めて、この7連戦でのスタメン経験者は以下の通り。
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