サッカーの羅針盤

【ジュビ論】山形戦の勝負を決めた3点目。なぜ松原后はフリーで飛び込めたのか。

 

ジュビロ磐田はアウェーでモンテディオ山形に3−1と勝利。ついにJ2の3位に浮上しました。2−0から1点を返されて2−1になってからも、山形の立て続けのチャンスが続きます。

いつ同点になってもおかしくない状況で、横内監督はFWのファビアン・ゴンザレスとボランチの鹿沼直起をダブル投入。それまで1トップだったジャメはやや後ろに下がってラッソと縦の2トップを組みました。ここから再びジュビロに主導権が移り、勝負を決定づける3点目につながりました。

最後は左サイドバックの松原后がもうぜんと駆け上がり、金子翔太が入れたクロスをGK後藤雅明がパンチングしたボールを左足ボレーで豪快に叩き込みました。そのフィニッシュ自体も素晴らしかったですが、こうした状況をもたらすメカニズムがありました。

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